心も体も病んでるけどとりあえず生きてる ~腐女子だヨ!全員解散~

うつ病と指定難病でせっかく現役で受かった多摩美を辞退。現在無職。クソみたいな四コマエッセイで昔のことや今のフラストレーションを発散します。過干渉親持ち。

過干渉は子供の人生(と精神)をぶち壊します

こちらの記事で母の過干渉について書きました。

moyax2zone.hatenablog.com


今回は最後のほうで仄めかした「私が念願の多摩美を入学辞退した理由と親による過干渉の関係性」を書きたいと思います。(あくまで私の個人的な体験による考えです)

 

合格発表。センターにも一般にも番号が!!驚きのあまり真顔になる私(絶対落ちると思ってた)。泣いて喜ぶ母。善は急げと次の日賃貸を決めに東京へ。

しかし私は重大なミスを犯す。コートリルを服用し忘れました。

これは完全に私のミスなので母は関係ありませんが。

(※コートリルとは、持病のACTH単独欠損症の薬。出てこないホルモンを補填します。

一回でも飲み忘れるとどんどん具合が悪くなります。)

 

不動産屋の車で候補の物件を次々回る私達。はしゃぐ母。どんどん具合が悪くなり立っているのがやっとの状態の私。

ぐーるぐるーぐるぐるぐるるーぐる……頭のなかではずっとcali≠gariのマグロが流れていました。あまりの具合の悪さにトリプってたんでしょうかね

貧乏性のうちは当然日帰り。帰りの新幹線で死ぬ私。

「ちょっと大丈夫なの?」大丈夫に見えるか?

「そんなんで東京で一人暮らしなんてムリなんじゃない?お母さん心配」………。

口も聞けないほど具合の悪い私に話しかけ続ける母。空気を読め。

 

 

ここで大事なことは、過干渉に育てられた子供は「お母さんができないって言ったら私は出来ない」という洗脳が根底に埋め付けられているということです。

 

「大丈夫なの?」「都会で一人暮らししていけるの?」「今まではお母さんとかおねえちゃんが病院連れてってたけど、体調悪くなっても一人なんだよ?」「正直もや子が孤独死しちゃわないかお母さん心配」

⇒これらの言葉は全部私の中に勝手に入ってきて「お前は大丈夫じゃない」「都会で一人暮らしなんてムリ」「お母さんが居ないとお前は一人じゃ何にもできない」と変換されて勝手に吸収されていきます。

 

「お母さんがいないと私は一人じゃ生きていけない」。

こんなこと思いたくもありません。大学合格なんて母親から逃げ出せる絶好のチャンスじゃないか。

でも、脳が勝手にそういう結論をだしました。

『あんたは、お母さんが居ないとダメなんだよ~生きていけないんだよ~』脳内でお母さんがトドメを刺します。

私は泣きながら入学の辞退を決めました。

娘としてわがままを言えるなら、私は母に背中を押して欲しかったのです。

私は母から逃れ、夢を叶えるチャンスを捨てました。

 辞退を決めた私に母が言いました。「お母さんほんとは心配でね、もや子には大学行かないで家に居て欲しかったんだよ~!」。

…………もはやなにも言うまい。

 

 

話は若干逸れますが、私が母の干渉具合にドン引きしたエピソードナンバーワンを書きます。

何気なく覗いた母の手帳に私についての観察日記をつけられていたことです。

「私が言ったこと、やったこと、様子」…全部事細かに書かれていたのです。

そりゃあ人の手帳を見るなんて最低!自業自得!という批判もあることでしょうが、母は普段それを買い物メモに使っていました。まさか私の観察日記が書いてあるとは。ワハハこいつは一本取られた。

幼児や赤ちゃんに対してならまだわかります。「何時にミルクを飲んだ」とか「ママって喋った」「今日は初めてつかまり立ち」とか大事ですもんね。私、当時18才でしたが?母の中では私は幼児か愛玩動物の位置にあるのでしょうか?

 

あと、実家にいることになってしまった私はついに自室に内鍵をつけました。古き良き掛金+南京錠スタイルです。というかそれしか自力でできそうになかった。

 

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クリックしても字の汚さは変わりません。

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